コプリヴァ

イースターにメーデー、ゲオルギョフデンといった祝日のオンパレードが終わろうとしている。
この春は3週間の間ここかしこに祝日が入り、飛び石とは言えかなり休みの日が多かった。楽しかった。年中こんなペースで祝日があればいいのにな。
でもそんな祝日オンパレードはとうとう終わりなんだい。来週からはびっしり平日が続くんだい。

春のこの時期になると、市場やスーパーにも青々とした野菜が沢山出てくる。果物も美味しい季節になってきた。よく行くスーパーで、コプリヴァ(イラクサ)を見つけた。ブルガリアでは、この時期はコプリヴァをスープにして飲む。栄養豊富で、しかもとても美味しい!

山の方へ行けばたくさん生えていて、じいちゃんばあちゃんは時々手袋を持参で野生のコプリヴァを採ってくる。今年も採りに行こうかという話が出ているが、コプリヴァ採取は結構大変なのである。なんせ葉っぱと茎がトゲトゲしていて下手するとケガをしかねない。取り扱いが難しいのダ。なのでスーパーで処理済みのコプリヴァを購入した方が、手っ取り早い。
というわけで、購入後さっそくスープにしてみた。うほほーい。

人参や青ネギと一緒にぐつぐつ煮て(お米も若干)、トマト缶(トマトピューレ)を入れて少しトマトベースにし、お好みによっては通常のスープのようにザストロイカ(スープの仕上げに、ヨーグルトに卵と小麦粉を少し混ぜてとろみをつけるもの)を入れても良し、なくても良し。ブルガリアでは、ほうれん草もこれと同じ要領でスープにする。私はほうれん草のスープも好きだけれど、やっぱりコプリヴァのスープの方が好きだなあ。

コプリヴァスープを作ったりメキツィを作ったり、去り行く祝日オンパレードの日々を惜しみつつ今日はゆっくりできました。


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