バラ祭り

毎年5月の下旬から6月の初めにかけて、ブルガリア中部のバラの谷周辺で行われるバラ祭り。カザンラクやカルロヴォを中心に数か所で開催されるが、その中でも一番規模の大きいカザンラクのバラ祭りは、いつも多くの観光客で賑わうが、今年は残念ながらコロナの影響で、明日最終日(通常6月の第一日曜日)の大イベントはオンライン配信となったようだ。

私は2011年を初めとして、その後2回このバラ祭りに訪れたことがある。
カザンラクのバラ祭りでは、まずバラの谷で式が行われ、ここでは毎年選出されるバラの女王もお目見えし、ブルガリアの民族舞踊であるホロが踊られ、訪れた人は皆バラの谷に咲き広がるダマスクローズの花を自由に摘むことができる!辺りは一面やわらかいピンクの色が広がり、同時にさわやかな甘いバラの香りが漂い何ともロマンチックである。
初めて訪れた時は日本人観光客がとても多かったのだが、ここ数年はどうも減ってきているようだ。

ブルガリアのダマスクローズは、ニナリッチやシャネル、ディオール等々の香水に使用されており、1キロの純粋なローズオイルを採るのに、3000~3500キロのバラの花びらが必要とされる!5月中旬から咲き始めると約3~6週間咲き続け、収穫作業は全て手で行われる。貴重なダマスクローズは、まさにブルガリアの神聖なシンボルで金にも見合う価値があるとされている。が、昨日のニュースで、なんとそのバラ産業が今不振で何とか政府がいい具合に介入して地元のバラ農園を救済する案が出されているらしい。バラ農園がつぶれる訳にはいかない!頑張れ~ボイコ!(ボイコとは現在の首相ボイコ・ボリソフ)
ブルガリアのダマスクローズの歴史は古く、いつ頃というのは諸説があるものの、その起源はかつてのペルシャ帝国、メディア王国付近で、その名称はシリアの首都ダマスカスにちなんでいるとされている。

さてバラの谷での催しが終わると、今度はカザンラクの市街へと場所は移る。そこではカザンラクの街の色んな市民団体や学校の生徒たち、更には合気道や空手道場の人たちまでが大通りをパレードする。パレードが終わると、待ちに待った民族舞踊ホロである!おいちゃん、おばちゃん、子供もみんな寄ってらっしゃい見てらっしゃい。うまい下手も、関係ねえ!と、ここかしこでホロの輪が広がり、手に手を取って踊り始める。ラブリーな光景である。ディスコの踊りには興味がないが、盆踊りとブルガリアのホロは大好きな私にとって、ワクワクがはちきれる瞬間なのである!

バラ祭りの会場にはたくさんのローズ製品が販売されていて、香りの良いバラ石鹸や、アンチエイジングや保湿に良いとされるダマスクローズオイルの化粧品を買う人たちで、これまた賑わうのであった。そしてアンチエイジングという言葉に弱いおばちゃんである私も、もれなくこの内の一人であった。

来年にはコロナも終息して、ブルガリアのシンボルであるバラ祭りが盛大に、賑やかに、そして晴れやかに開催されますように!!

その他の写真はこちら↓

https://buldaisuki.com/places/kazanluk/

2020年度オンラインバラ祭りはこちら↓

バラ祭り」に2件のコメントがあります

  1. 2003年に上演された宝塚歌劇団の公演「薔薇の封印」で薔薇の谷のシーンがあるんです。時代は十字軍の遠征のころで、何もかもすべてが薔薇から作られてる谷。想像上のエリアなんですが、勝手にブルガリアをイメージしてました(^.^) バラを摘んでる動画を見て思い出しました。いつかバラ祭りに行ってみたいな~(#^^#)

    いいね: 1人

    1. そんな綺麗な場所にブルガリアをイメージしてくださっていたんですね!!嬉しいです☆
      バラの谷のバラは、本当に周辺からでもバラの香りが楽しめて、かわいい場所ですよ!ぜひぜひ(^O^)

      いいね: 1人

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