というか、今ではテレビ体操と言うのかもしれない例のあの体操が、ソフィアのとあるオフィスで毎朝行われている。
始まりは、韓国人同僚のアンビンと私の2人だった。朝7時からお昼13時まで勤務の私達は、出社してコーヒーでも飲み、それから2人で健康のためにこのラジオ体操を始めることにしたのだった。アンビンは叔母さんが日本に住んでいることもあり、1年間日本で暮らした経験がある。このラジオ体操も何となく知っていて、ふとしたことから毎朝2人のルーティンになったのである。冬の間はこの時間外はまだ真っ暗で、煌々と明かりのついたオフィスで、朝もはよからアジア人2人が体操している風景は、多分近所の人たちからも見えていたかもしれない。
さて、それから間もなく、毎朝8時頃にやって来る中国人同僚のハーボが、たまたまいつもより早く出社して、我らの体操を見てしまったのだった。そして彼は3人目のメンバーとなった。
噂を聞きつけて、4人目のメンバーとなったのはブルガリア人同僚のマリヤンである。以降ラジオ体操の時間はマリヤンに合わせてもう少し遅めの時間となり、8時半から9時頃行われるようになり、より多くの同僚の目に入るようになったのだ。
オフィスで最もお若いアニ嬢が5人目のメンバーとなって早2か月が経った。そして毎日我々の体操の様子を何気に伺っていたミハエラが昨日初めてラジオ体操に初挑戦したのである!
YouTubeでラジオ体操の動画を見ながら、最初は動きもぎこちなかったのが、最近ではみんな慣れたものである。体操の最後には、みんな画面に向かって一礼して、「アリガト」と言うのも可愛らしい。ブルガリアのオフィスで毎朝「♪ラジオ体操だいいち~♪ タンタ~カ タタタタ タンタ~カ タタタタ♪ まずはのびのびと手を伸ばして~」とラジオ体操をしている自分達が、何だかとても嬉しかったりするダ。