ブルガリアではクリスマスというと家族と一緒に過ごす最大の祝日であるので、老若男女を問わず子供はもちろんのこと、12月になると皆浮足立ってくる。師走の概念は、日本だけではないらしい。
日本じゃ、クリスマスプレゼントだなんて、子供の時以外は会社の同僚やらで何か小さなプレゼントを交換するぐらいしかなかった。が!ここはブルガリア。老いも若きにも、クリスマスツリーの下には、クリスマスにはプレゼントがなければならないのである。
そして毎年この時期になると、イライラを隠せない私が出没するのである。それは何故かと言うと、ショッピング大嫌いのうちのダンナの重いお尻をえい、えいと蹴りを入れる思いで買い物に付き合ってもらわねばならないからだ。もちろん一人でだって行ける。だがしかし、クリスマスのものとなると、じいちゃんばあちゃんのプレゼントも色々必要だし、とにもかくにもある程度は一緒に見てもらいたい物があるのだ。
ショッピングに興味皆無、モールには極力行きたくないダンナは、そしていつもこう言う。「あー、また今度」 そして大概、12月20日を過ぎても尚買い足りないものが存在し、ひどい場合は23日にまだ血眼になってプレゼントを探さねばならない、という現象も過去にはあった。
もはやここ数年は自分一人で用意できるものは早めに買っておいて、どうしてもコンサルタントが必要なものは一緒に見てもらうという流れになっている。そして今年こそは、全てのプレゼントを、最大限に早く用意して落ち着きたいという私の一念が彼を動かしたようだ。はっはっは、わっはっは。
今年のクリスマスプレゼント、今日までで全て完了!!しかももうラッピングまで済ませてある!何という優等生なんだーー!!ヤッターヤッターウラー万歳☆
サンタさんにプレゼントをお願いするのもこれで最後かと、去年のクリスマスには思ったものの、どうやらまだ息子はサンタさんを信じているようである。ので、今年もサンタさんに手紙を書かせた。いつも書くのが遅くなるので、今年もメールで書かせることになったのだが、文面を見て思わずおかしくなってしまった。
「親愛なるサンタさん
いつもありがとうございます。体にきをつけて、健康でありますように。」
完。
ブルガリア語でここまで書くのにどれほどの時間が費やされたことか。。。。っていうか、しかも、何が欲しいかが書かれていない!しかも短い文の中にスペル間違いが。。。ブルガリア語監修のダンナは、頭を抱えたのだった。
というわけで、今年もサンタさんが来てくれた時のためのサンタさんへのカードと、トナカイのルドルフへのねぎらいの人参もまた用意しておかなければならないらしい。まあ、これも今年で最後かな。
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Thank you!!
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